懐石料理「菊乃井本店」

大阪へ帰省する楽しみの一つ
・・・ふふふ、やっぱり食べ歩きです!

行く前から、お母さんと電話であれこれ相談。

前回、夏に京都に行ったときは
鴨川の川床でお料理を頂いたので
今回は貴船で川床はどうかなというお母さんの提案。

京都は大阪よりもさらにムシムシと暑いけれど
貴船のほうは三℃位は涼しいとのこと。
その上、川床ですから、納涼感たっぷり~!

いいですね~!・・・といいつつ・・・
でも・・・ずっと行きたい気になっているお店が・・・

ということで、口にしたのが
「菊乃井本店」

関東でもTVなどでは大分お馴染みですが
関西ともなれば
お店の主人「村田吉弘」さんを知らない方は
まずいないでしょうと思われます。

お母さんも、「ああ、村田さんとこなあ・・・」
と揺すぶられている様子。

結局お互いの案に誘惑されて決めることができないまま
決定権は私に委ねられました。

菊乃井は電車を降りてからも結構長く歩かなくてはいけないし
いたずらっ子を暑さの中連れて歩くのは大変だし
まあ、いつのシーズンでも行けるけれど・・・
貴船の川床は夏限定。


やっぱり貴船方面にしましょう!と言うと
「そうやなあ、都路里の氷も食べたいけどなあ・・・」と。

「そうなんですよね~!私もそれも捨てがたくって!
じゃあ、やっぱり今回は菊の井にしましょう!」と
偉そうにも私が決定。

当日の朝に決まったので
まあ、大人二人くらいなら予約しないでも入れるでしょうと
出かけました。

八坂神社の奥、円山公園の近くにありました!
e0171560_2394192.jpg

京都は老舗の懐石料理のお店
しかも予約もなしで突撃ですから
流石に気後れします・・・笑
e0171560_2334744.jpg


まずは品の良い下足番が玄関で
うやうやしく出迎えてくださいました。

予約していない旨を伝えると・・・

時雨めし弁当は大広間で食べるので
子連れだと別に個室料金がかかります
というようなことを言われまして・・・

どうやら、私たちは風貌からして
お手頃なお弁当を食べると思われたようで・・・笑

しかも、懐石料理の方でお願いしますというと
ちょっと心配そうに(・・・と感じただけ?)
さりげなく値段を伝えられました。爆笑


下調べで、時雨めし弁当という
お昼のとてもお得なお弁当が
用意されているのは知っていたのですが
なにせ、鯛の刺身の丼がメインでは
刺身の苦手な私にはちょっと・・・ということで
懐石料理の方に決めていたのです。


さて、三田寛子さん似の仲居さんもいらして
お部屋を準備する前にと、とりあえず通された洋間


こちらのソファーで
「ミントのゼリー」を頂きました。
e0171560_1443262.jpg

これが「先付け」になるのでしょうね。

お願いしたのは二人分のお料理でしたが
娘の分まで持ってきていただきました。

見た目涼しげで素敵でしたが
「ああ・・・ミントのゼリーね・・・」
みたいな気分で、さほど期待せずに口に運んだら・・・

かなり衝撃で感動してしまいました。
口の中で広がるミントの香り
程よい甘さとねっちり感

まるで大好きな松島の葛きりを食べているような食感です。

次に仲居さんがいらした時に
「これは、葛ではなくてゼリーですか?」と確認しましたら・・・

やっぱりゼリーだったようで
あれが間違いなくゼリーならば
今まで食べたことがないというか
どうやったらあんな風に作れるのでしょう・・・と
疑問が残っております。

しかし、あの仲居さんは
他のお料理のことでも
質問すると何でも知っていらしたので
ゼリーに間違いはないはず!

やっぱり老舗の京懐石のお店ですね・・・
初めからうなりっぱなしでした。
e0171560_1462224.jpg

お母さんも勿論感激して食べておりましたし
いたずらっ子もあっという間に平らげて
「もっと食べたい!」と・・・。

私だってもっと食べたかった~!


さて・・・この後和室のお部屋へ通されて・・・

この後のお料理
興味のある方はこちらへどうぞ・・・



まずは八寸です
e0171560_1512026.jpg

なんとほおずきの中にちょこちょこと
お料理が入っております。

最初に開けたのには
ささげの黒胡麻和えが入っておりまして
すごく細いささげが上品な味に
仕上げられておりました。

私の脇ではいたずらっ子が
早く次のを開けてと手を伸ばしてくるし
写真を撮ってないでさっさと分け前をと
とにかく食べる気満々で画像なし・・・


e0171560_223070.jpg

続いて向付は「鱧落し」です。
大きな蓮の葉が・・・!

鱧は食いしん坊夫と結婚してから
夏の帰省で度々たべておりますが・・・

それでもたくさん食べたいとは思わない。

正直、鱧の醍醐味がわからないのです。
食べなれていないからなのか・・・。


しかし、鱧落しが大好きなお母さんに言わせると
「こんなん、今まで食べたことないわあ~
すごく細かい骨きりがしてある
美味しいわあ~」と大絶賛です。


e0171560_20245762.jpg

続いて蓋物は「穴子豆腐」
洗いねぎと山椒おろしが添えてあります。

やっぱり出汁が美味しいので箸が進みます。
いたずらっ子ちゃんも結構食べておりました。


この後、籠の中にぴちぴち生きている鮎を入れて
持ってきて見せていただきました。

今から焼いてくださるとのことです・・・。

その間に出てきたこちら・・・
e0171560_20285446.jpg

何だと思いますか?
個性的な器です。

蓋をとると・・・こんな感じ・・・。
e0171560_202987.jpg

とうもろこしのシャーベットです。

ほとんどとうもろこしの甘さだけと思われるシャーベットで
お口直しができたところで・・・

先ほどの鮎が出てきました。

生きている姿も、焼き物としての姿も
残念ながら画像なしですが・・・

生き鮎の塩焼きはやっぱり格別でした。

鮎の塩焼きは、若い頃はどうでも良かったものですが
年をとるにつれて、その美味しさがわかるようになってきました。


続いてこちらは鱧鍋です。
e0171560_20524984.jpg

トロッと煮込んだナスも入っておりまして
いたずらっ子ちゃんは気に入っていたようですが・・・

お腹も結構脹れてきておりまして
その上、又鱧ですから・・・
しかもたっぷり!

この鍋を食べきるのに少々私しんどかったです。

「鱧、食べ慣れていないからか、もういいって感じですが
この後、鱧の天ぷらでも出てきたりして~・・・」と
ちょっと苦笑しながら発言。

そして出てきたのは・・・
e0171560_21282121.jpg

「鱧飯蒸し」でした・・・涙

涙とは・・・なんて贅沢な・・・
けしからん私ですね。

大体にして夏の京都で懐石料理といったら
やっぱり鱧三昧に決まっているんでしょうね~。

今回の件でつくづく心得ました。はい。

鱧好きにとってはたまらないメニューでしょう、きっと。
飯蒸しも味はやっぱり美味しかったですし。

きゅうりのすり流しはもたれてきた胃を
さっぱりと洗い流してくれるようです。

そしていよいよ最後
あのミントゼリーの後でしたから期待大です。
e0171560_21465242.jpg

・・・「宇治金時」でした。

この後、氷で有名な
お茶屋の「都路里」ででも
「宇治金時」を食べる予定でしたので
ちょっとテンションが下がりましたが・・・

それでも
大好きな都路里のとも甲乙つけがたいほど
抹茶も香り高く、美味しかったです。

e0171560_2334660.jpg

お腹をパンパンにして
仲居さんに外まで見送って頂き
菊乃井を後にしました。

[PR]
by akaruisyokutaku | 2009-08-11 00:00 | Comments(4)
Commented by baboo30 at 2009-08-29 02:34
うわ~お料理きれいですねえ!そしてミントゼリー、おいしそうです^^いいなあ菊乃井。
今年は私も貴船の川床をリクエストしていたのですが、絶対誰かがはまるだろう...ということで却下になってしまいました。どんな子どもらなんだ>-<
Commented by akaruisyokutaku at 2009-08-30 06:56
はい、本当にミントゼリー美味しかったです!
一生忘れられない味になりそうです。
菊之井さん、どうせなら、鱧のない夏じゃない時期にすれば良かった・・・と今更ながら思っております。笑
確かに川床は、子連れだとどきどきかもしれませんね~。
Commented by youkoです★ at 2009-09-06 22:16 x
お久しぶりです!
私も10月に京都へ行く予定です!!
お料理が繊細できれいで本当に美味しそう
大人の京都て感じですね★
京都は、私の好きな感じのカフェが多すぎてしまい
カフェ好きの私としては、行かずにいられないので・・・
なかなか懐石料理まで辿りつかないのですが・・・
いつか行ってみたいです!
Commented by akaruisyokutaku at 2009-09-08 06:29
こんにちは~YOKUKOちゃん♪
10月には京都、秋の京都、いいないいな~!
しかもカフェ巡り、素敵。
私もいたずらっ子が大きくなったら、行ってみたいので
素敵な所、ブログで見るの楽しみにしておりますね。
<< 茶寮「都路里」のかき氷 ピザで乾杯~♪ >>