「西の魔女が死んだ」のDVDを借りたのですが なかなか観る時間がとれず いたずらっこちゃんが 最初に一人で途中まで観ていました。 その映画の内容に感化されたのだな・・・と知ったのは 勿論私がその映画を観てからでしたが・・・ おもむろに 「何かジャム作りたいな~」ときました。 「イチゴジャムとかさ~・・・」 「え~、イチゴジャム~?!(どうしたんだろう、急に)」 「そうね、じゃあイチゴジャム作ろうか!」 「うん、私が一人でぜ~んぶするの!!」 ・・・ということで、翌日小さいイチゴを見つけて買ってきましたが ヘタの方がまだ白い・・・。 ヘタ取からはじめましたが 時々お口がモグモグ そして全部自分でしたいと言っていたのに 途中から、「あとはやってね!」ですと。 ヘタだけではなくて、白い部分ももぎ取りたかったので 私がすることに。 お鍋にイチゴと、砂糖と、レモン汁を入れて グツグツ煮ます。 途中、そんなにかき回さない方がいいのよ、と言っても 耳を貸すはずもなく イチゴはつぶさないほうがいいのよ、と言っても てんでお構いなし。 「いいの!私のしたいようにやるの!」ですと。 ええ、ええ、どうぞどうぞお好きなように おまかせしました。 こんなに灰汁もでてきます。 アクをすくうお手本を見せたら 最初はきれいな汁もドバッとすくっていましたが 何度かめには、上手に灰汁だけすくえておりました。 あまり煮詰めずに、ゆるい状態で仕上げるのが あとでちょうど良いかたさになるので もういいよ! おしまい! できた~! ・・・と3連発で終了の合図をおくりましたが 素直に終わるはずもなく 納得するまでかき混ぜ続けておりました。 最初から最後まで、しきりに 「ずいぶん少ないね・・・」とご不満そうでしたが それもそのはず 後で例のDVDを観賞していたら 野いちごをたっぷり摘んで煮るシーンが。 大きなお鍋で2回煮て 数十個の瓶に詰めておりました。 いつか映画のように 野いちご一杯の所で二人で沢山摘んで 大きなお鍋でグツグツ煮たいね・・・ と思いましたが 一人で摘むことになったときの寂しさと虚しさを考えたら やっぱり嫌だなあと・・・。 あの映画のおばあさんは 孫と一緒に楽しくジャム作りをした後 2年後に亡くなってしまうのですが 1回か2回か、一人でジャム作りをしているはず。 その心中を察すると・・・ああ!オヨヨ (・・・ってそこまで考えるのはよそう)
by akaruisyokutaku
| 2010-03-09 21:46
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