新宿にある料理教室で働いていた時に そこに都内の有名中華料理のお店の料理長が来て 教えてくださったメニューを少しアレンジしたものです。 その教室では、時々教室の講師以外に 外から有名な先生を呼んで授業がありました。 早番組みと遅番組みがあったので 自分が勤務時間外だと その授業を無料で見学できました。 (今となるとなんという特権だったのでしょう!) しかし、じぶんが勤務時間内だと その先生の助手、または助手の助手となり・・・ とてもではありませんが 自分のするべきことに必死で 有名な先生の料理の内容もうろ覚えです。 この料理は一見「かに玉」のようなものですが かに玉だと、卵の中に具も入れますよね。 これはあくまで卵の上に 具たっぷりのあんをかけたものです。 その卵をふんわりふわふわに作れるか否かが 美味しくできる重要なポイントです。 溶いた卵液はたっぷりの油に流しいれるのがこつです。 そしてお玉で大きくゆっくりと5回くらい混ぜ 最後に裏返す感じでお皿に盛り付けます。 今日は卵5個を使ったのですが そこに美味しいお塩をひとつまみだけ入れておきました。 具のほうは、蟹、にんじん、きくらげ、しめじ、筍、ピーマン を入れました。 にんじん、しめじ、筍、ピーマンをさっと炒め たっぷりのスープに入れて、お酒、塩、こしょうで調味します。 沸騰したら蟹ときくらげも加え、味を調えて 片栗粉で薄くとろみをつけます。 この時のスープがきっと美味しさのポイントなのでしょうが 鶏がらの顆粒のほかに、「本だし」のようなものを入れます。 我が家では、簡単に使える 「鰹昆亭の和風だし」というのを使いました。 化学調味料は入っておりませんが それでもとっても美味しくできます。 和風の味を加えるからなのか 鶏がらだけでは出ない奥行きのある味に仕上がります。 卵よりも上にかけるあんの方がたっぷりすぎて 卵が隠れてしまったので、割って重ねて写真を撮りました。 本当なら7個か8個くらい使えれば ぐっと見栄えがするのでしょうが 何しろ大人二人・・・ 卵5個が精一杯。 大き目のスプーンですくって ご飯に載せて頂きます。 熱々のご飯に美味しい汁がしみ いくらでもご飯が進んで食べ過ぎてしまいます。 さて、この料理のメインとなる蟹は頂き物 汁は日曜日に頂戴した デザイナー?が自ら掘ったアサリを使って。 副菜の菜花をさっと茹でたものもデザイナーの庭から。 副菜のもう一品は、その日に遊びに来てくれたお友達が 沢山のわけぎとイカでぬたを作って持ってきてくれたもの。 美味しかったです。 ・・・と殆ど頂き物で豪華な夕食にあずかれました。 ごちそうさまでした。
by akaruisyokutaku
| 2009-03-31 23:22
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